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認定看護師とは

認定看護師とは看護協会の認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することが認められた人のことをいいます。(日本看護協会HPより)この認定看護師の資格はあくまで看護協会独自に定めたものであるため、国家資格ではありません。看護協会によると、認定看護師制度は特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる認定看護師を社会に送り出すことにより、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかることを目的としています。

認定看護師の役割

認定看護師の役割には以下ようなものがあります。(日本看護協会より)

  • 個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。(実践)
  • 看護実践を通して看護職に対し指導を行う。(指導)
  • 看護職に対しコンサルテーションを行う。(相談) 

認定資格の条件

認定看護師にはなりたい人誰もがなれるわけではなく、いくつか条件があります。

  • 看護師免許を取得していること。
  • 看護師としての実務経験が5年あり、さらにそのうち3年以上特定の看護分野において実務経験があること。
  • 認定看護師教育課程を修了し、認定審査に合格すること。

認定看護師と専門看護師の違い

認定看護師と専門看護師の違いがよくわからないという方も多いのではないでしょうか?そんな方ののために少し、認定看護師と専門看護師の違いを説明します。認定看護師も専門看護師はどちらも日本看護協会の認定を受けて得られる資格であり、国家資格ではありません。違いは、それぞれに求められる能力や知識、技術、役割が異なります。認定看護師は22の分野に分類されており、その一つ一つの中でより知識、技術ともに専門性の高いエキスパートを目指すものです。一般看護師の手本となり、指導や相談を行います。一方専門看護師は11分野に分かれており、特定の分野における専門性の高い知識や技術も身につけますが、職場内での活動の場が一般の看護師より広がり、他職種間の連携を図ったり、マネジメントの要素が強くなります。

認定看護師の分野

認定看護分野とは、高度化及び専門分化する保健、医療及び福祉の現場において、熟練した看護技術及び知識を必要とする看護分野として認定看護師制度委員会が認めたものをいいます。

救急看護/乳癌看護/癌化学療法看護/癌性疼痛看護/癌放射線療法看護/新生児集中ケア/不妊症看護/手術看護/摂食・嚥下障害看護/小児救急看護/皮膚・排泄ケア/緩和ケア/訪問看護/認知症看護/脳卒中リハビリテーション看護/透析看護/感染管理/糖尿病看護/慢性呼吸器疾患看護/集中ケア/慢性心不全看護

認定看護師のメリット

では今から認定看護師のメリットについていくつかご紹介していきます。しかし、今からお話するメリットが認定看護師として働く魅力の全てではないため、参考程度に考えてください。

①給料をアップできる

まず認定看護師の1番のメリットといえば、お給料がアップする点でしょう。認定看護師になると認定看護師手当という資格手当がもらえることになり、一般の看護師よりその分給料が上がります。また病院側としても、診療報酬の加算や病院機能評価認定などが受けられるメリットがあるため、認定看護師資格取得をサポートしているところもあります。しかし、医療機関全てで認定看護師を必要としているわけではありません。中には特に需要がないため、資格手当が付かないところもあります。そのため、認定看護師の方は需要があり、手当がきちんとつく職場を選択するといいでしょう。

②興味ある分野を極められる

もしあなたが看護師として更なるやりがいを求めていたり、キャリアアップを望んでいるのであれば、認定看護師として、自分の興味ある分野を極めていくことも一つだと思います。看護師として働いていると、何かこの分野は面白い!もっと勉強したい!と思う分野がきっとあるはずです。そういう方は認定看護師を目指すといいでしょう。

認定看護師のデメリット

先ほどから認定看護師の給料がアップする点やキャリアアップできる点等良い点ばかりを紹介してきました。しかし良い点もあれば、もちろんあまりお勧めできない点もあります。次に認定看護師のデメリットについても少しお話ししていきたいと思います。

①資格取得にはコストがかかる

認定看護師になるためには先ほど紹介したように、条件があります。その条件をクリアするためには意外と費用がかかります。研修費は入学金、授業料、実習費を払わなくてはならず、約100万円かかります。また教育課程は仕事と並行できませんので、休職あるいは退職することになり、貯蓄がないと厳しいです。

また、国家資格と違い更新があります。5年ごとの更新であらり、更新料は3万円です。様々な面で費用がかかるため、経済的に余裕がある方でないと、なかなかなるまでが大変でしょう。

②資格取得には時間がかかる

認定看護師の資格は看護師なら誰でも取得できるというものでもありません。取得するには条件があり、5年以上実務経験していること、そして、そのうちの3年間は何か専門の分野で実務経験を積んでいること、という条件があります。そのため、最低でも5年間は看護師として働いていなくてはなりません。また、6ヶ月•615時間以上の教育課程を通過しなくてはなりません。教育課程ではレポートなどの課題も多く出されるため、お金だけではなく時間もかかります。この労力を考えるとなかなか認定看護師になろうとしても挑戦しようという気持ちが折れてしまいます。

②資格の更新がある

先ほども少しお話ししましたが、看護師免許と違い認定看護師の資格には更新があります。更新期間は認定証交付の日から5年間です。また、更新には条件があり、看護実践時間が2,000時間以上で、自己研鑽の実績が規定の50点以上に達していることを条件として定めています。このように更新という制度を設けることによって認定看護師の高いレベルを維持しています。看護師事態日々勉強をしなくてはならない職業ではありますが、学ぶことを怠ると更新の際公布されない可能性もあります。

こんな方におすすめ

  • 特定の看護分野について興味がある方
  • 興味ある分野を極めたいと向上心の高い方
  • キャリアアップしたい方
  • 給料アップしたい方

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