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助産師とは

まず始めに助産師とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいいます。

助産師免許を取得するには…

助産師の免許取得には3つルートがあります。まずは助産過程を設けている看護大学に進学し、助産師コースを学びます。無事助産師養成課程の単位を取得することができれば、看護師国家試験と助産師国家試験を同年度に受けることが可能となります。しかし、助産師コースは誰でも受けられるというものではありません。1学年あたり10名前後の生徒枠しかなく、学内の選抜試験に合格しなければなりません。どんなに希望しても試験に受からなければ助産コースは学べませんし、希望者が用意された枠内の人数で収まっていても、試験合格は必須条件なのです。そのため、試験に合格するには常に学年トップクラスの成績を保つ必要があり、非常に過酷と言えます。しかし、このルートは看護師免許をまだ持っていない方が助産師になれる最短の方法であり、1つの学校に通うことで済むので学費を抑えられるメリットもあります。

2つ目は、3年制の短期大学や看護専門学校へ進学し、先に看護師の免許を取得します。その後1年制の助産師養成学校に通って受験資格を取得する場合と、3つ目として、看護師免許取得後大学院や大学の助産師専攻科へ進学して取得する方法です。いずれにしても助産師免許の前に看護師免許を持っていることが必須条件となります。

助産師の現状

現代の日本は少子化に伴い助産師も不足してきています。しかしその一歩では、近年、出産方法も多様化してきており、最近は大きな病院ではなく助産院や自宅で出産を望まれる妊婦さんが増え、助産師の需要も増加傾向にあります。この傾向は今後も続くと考えられ、助産師の需要は高いと言えます。

助産師のメリット

では今から助産師のメリットについていくつかご紹介していきます。しかし、今からお話するメリットが助産師として働く魅力の全てではないため、参考程度に考えてください。

①新しい生命の誕生に立ち会える

看護師として働いていると、患者さんの死という悲しい場面に立ち会うことは多いと思います。そして、産科でもない限り、新しい生命の誕生に携わることができ、喜びを分かち合うという機会はなかなか訪れることがないことでしょう。

しかし、みなさんご存じのように助産師の場合、新しい生命が誕生する感動的な瞬間に立ち会えることができるのです。看護師でも、産科に勤めていればお産に携わる機会はありますが、助産師のように赤ちゃんを取り上げたり、へその緒を切ったりといったことはできません。助産師の資格を持っていなければできないことはたくさんあるため、赤ちゃんや妊婦さんとより深く関わりたいのであれば、助産師を目指すといいでしょう。

②自分のお産に際に知識が役立つ

妊娠、出産は女性であれば大半の方が経験することだとは思います。もう既に経験済みの方も多いとは思いますが、誰でも最初の妊娠、出産の時はわからないことや不安なことが多く、いろいろと大変だったと思います。

その点、助産師ともなれば妊娠や出産の知識は豊富にありますし、仕事上、先輩妊婦さんや産婦さんと多く関わっているため、経験者から得た情報を活かすことができます。いざという時、万全の気持ちでお産に臨めるでしょう。

③給料が高い

多くの場合、助産師は看護師より給与が高くなっています。これは、助産師資格が看護師の資格より上に位置づけされているためだと考えられます。要は資格手当といったところでしょう。助産師の平均給与は月収だいたい25~35万円くらいとなっています。もちろん勤務先の医療機関や施設により給与に違いは見られますが、30代では年収400万円前後、40代では年収500万円前後といった相場となっているようです。

助産師のデメリット

先ほどから助産師の給与が高い点や新しい生命の誕生という貴重な瞬間に立ち会える点等良い点ばかりを紹介してきました。しかし良い点もあれば、もちろんあまりお勧めできない点もあります。次に助産師のデメリットについても少しお話ししていきたいと思います。

①時間が不規則になってしまう

出産日は妊娠した日から計算して、だいたい予想なわかります。しかし、予定通りにいかない出産は少なくありません。予定よりも早く生まれてしまう場合や予定日を過ぎてもなかなか産まれてこない赤ちゃんもいます。また、ポンっとあっさり産んでしまう人もいれば、なかなか産めず時間のかかる人もいます。手術が必要となるケースも多々あります。出産は誰にもコントロールできませんし、昼夜問わず行われるます。そのため、助産師は夜勤や残業が増え、不規則な生活になってしまうのです。

しかし、いつ何時でも迅速に対応できるよう、助産師は万全の体制でいなければなりません。体力的に負担が大きく大変な仕事と言えます。

②悲しい場面に立ち会うこともある

妊娠、出産は新しい生命の誕生となる素晴らしいことではありますが、時には流産、死産のように不幸な出来事が起きてしまう場合もあります。悲しみにくれる家族へのケアも必要となります。助産師は常に幸せな場面に立ち会えるわけではないということを頭に入れておく必要があります。

③経験が偏りがち

助産師になると、大半は産婦人科へ配属され、助産師としての仕事に勤めます。看護師としての仕事も行いますが、どうしても助産師としてやるべき業務が優先して回ってくるため、長い間助産師として働いていると実務経験に不安を感じることがあるかもしれません。また、助産師の場合、産婦人科以外の診療科の経験が少ない人も中にはいるため、知識や経験が偏ってしまうかもしれません。

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