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専門看護師とは

まず始めに助産師とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいいます。

専門看護師免許を取得するには…

専門看護師とは日本看護協会の専門看護師認定審査に合格し、ある特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有することを認められた者をいいます。看護協会によると、専門看護師制度は、複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた専門看護師を社会に送り出すことにより、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかることを目的としています。(日本看護協会HPより)

この専門看護師の資格はあくまで看護協会独自に定めたものであるため、国家資格ではありません。専門看護師制度は、日本看護系大学協議会と連携し運営しています。日本看護系大学協議会は、教育課程の特定、教育課程の認定・認定更新を行っており、日本看護協会は、専門看護分野の特定、認定審査・認定更新審査等を行っています。(日本看護協会HPより)

専門看護師の役割

専門看護師の役割には以下ようなものがあります。(日本看護協会より)

  • 個人、家族及び集団に対して卓越した看護を実践する。(実践)
  • 看護者を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う。(相談)
  • 必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う。(調整)
  • 個人、家族及び集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決をはかる。(倫理調整)
  • 看護者に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす。(教育)
  • 専門知識及び技術の向上並びに開発をはかるために実践の場における研究活動を行う。(研究)

認定看護師と専門看護師の違い

認定看護師と専門看護師の違いがよくわからないという方も多いのではないでしょうか?そんな方ののために少し、認定看護師と専門看護師の違いを説明します。認定看護師も専門看護師はどちらも日本看護協会の認定を受けて得られる資格であり、国家資格ではありません。違いは、それぞれに求められる能力や知識、技術、役割が異なります。認定看護師は22の分野に分類されており、その一つ一つの中でより知識、技術ともに専門性の高いエキスパートを目指すものです。一般看護師の手本となり、指導や相談を行います。一方専門看護師は11分野に分かれており、特定の分野における専門性の高い知識や技術も身につけますが、職場内での活動の場が一般の看護師より広がり、他職種間の連携を図ったり、マネジメントの要素が強くなります。

認定資格の条件

専門看護師にはなりたい人誰もがなれるわけではなく、いくつか条件があります。

  • 看護師免許を取得していること。
  • 看護系大学院修士課程修了者で日本看護系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の所定の単位(総計26単位または38単位)を取得していること。
  • 看護師としての実務経験が5年あり、そのうち3年以上は専門看護分野での実務経験あること。さらにこのうちの1年以上は修士課程修了後の実務経験であること。
  • 認定試験(筆記試験+面接)に合格すること。

専門看護師の分野

専門看護分野とは、変化する看護ニーズに対して、独立した専門分野として知識及び技術に広がりと深さがあると専門看護師制度委員会が認めたものをいいます。

がん看護/精神看護/地域看護/老人看護/小児看護/母性看護/慢性疾患看護/急性・重症患者看護/感染症看護/家族支援/在宅看護

認定看護師のメリット

では今から専門看護師のメリットについていくつかご紹介していきます。しかし、今からお話するメリットが専門看護師として働く魅力の全てではないため、参考程度に考えてください。

①給料をアップできる

専門看護師として働くメリットの一つは、給料が上がるという点です。専門看護師の資格に関する手当は規定が定まっていないため、医療機関によって手当に差がありますが、平均1~2万円ほど給料がアップするようです。病院の活性化、底上げにつながる専門看護師に対して、医療機関のニーズも今後ますます高まっていくと考えられ、専門看護師に対する手当も今後上がっていくことは十分期待できると思います。

②やりがいを見いだせる

専門看護師になると、後輩看護師の指導や相談にのったり、働きやすい環境を整えたりしていきます。今までとは違った仕事もできるようになり、他の看護師から頼られる存在になります。自分の知識や技術もより一層深めることができ、仕事に対して今まで以上に責任と充実感を感じることができると思います。

認定看護師のデメリット

先ほどから専門看護師の給料がアップする点ややりがいを感じられる点等良い点ばかりを紹介してきました。しかし良い点もあれば、もちろんあまりお勧めできない点もあります。次に専門看護師のデメリットについても少しお話ししていきたいと思います。

①仕事量が増える

専門看護師になると、他の看護師から専門分野についての相談や質問をされたり、後輩看護師の教育や研修をするよう任されたりするようになります。今までの一般の看護師として行なってきた看護業務に加えて、専門看護師としての仕事が増えるため、仕事は忙しくなります。これはデメリットというのかはわかりませんが、人によっては、これをデメリットと感じる方もいると思います。

②資格の更新がある

看護師免許は国家資格であり、一度資格を取得すると、資格が剥奪にならない限りはずっと資格を手にしていることができます。しかし、専門看護師の資格は国家資格ではなく、資格の有効期間が決まっています。5年ごとに資格更新の手続きがあり、資格取得後勉強を怠っていれば、更新できない場合があります。

こんな方におすすめ

  • キャリアアップをしたい方
  • 給料をアップさせたい方
  • 特定の分野に対して更なる知識、技術の向上を求めている方
  • 後輩看護師の育成、研修などに携わりたい方
  • みんなから頼られる存在になりたい方

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